サン・アンド・スターズ・ザ・ウェッブの情報発信地。
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長らくどう掲載したものか迷ってましたが
結局ブログに一個ずつアップするのがいいということで
個展の写真とかをアップしつつ
微妙に日記的なことも載せていきます。
8/31
個展前日、大阪府は高槻市に降り立った。
もう、明日から個展が開催されることになっている。
この日のために用意したのは、アナログ絵と漫画あわせて数十点だ。
特にどれを展示したいとかはあんまなかった。
前も書いた気がするが、展示で、こうしたいとかがあんまなかった。
普段、漫画を本にすることしか考えてなくて、
展示とかを考えたことがなかった。
しいて言えば、「ちゃんとしたくない」ということくらいだった。
だから、額とかを使わず、ダンボールとか新聞紙で
いかにもお金がかかってない雑多な感じにして、絵もいっぱい貼りたいなぁ、
くらいで、ほかのビジョンはいっさいなかった。
駅で萌子と会い、さっそくギャラリーへ行く。
手持ちの数点以外は、前々日に宅配便で送っておいたので、今日届くはずだった。
ギャラリーで、オーナーのNOBさん(仮名)と萌子と雑談していると、荷物が届き、早速 展示を始めることにした。
まず最初は、USBメモリーにいれてきたカラーイラストなどのデータから出力することだった。
これには小一時間かかった。
次に展示の準備だが、
「ダンボールと新聞紙が必要」以外なにも決まっていない。
とにかくダンボールと古新聞を貰ってこようということで、
ギャラリーNOBのある高槻センター街(商店街)のお店から、
ダンボールや古新聞をいただいてまわった。(感謝)
なかなか重労働である。
腰の調子だが、あえて言わないがずっと悪かった。かなり悪かった。
でも言ってられぬ。言っても何にもならぬ。
私より、萌子やNOBさんが大荷物を持ってくれているのだから、
感謝以外ない。
ダンボールと新聞が集まった。
どうするかなにも決まっていないが、とにかくダンボールを平たく解体することにした。
黙々と解体していると、萌子がふと、
私のカラーイラストを裁ち落とししはじめた。
さっきまで印刷の限界から周囲に白い枠が残っていたカラーイラストが、裁ち落としすると急に「ザ・イラスト」みたいになった。
さらに、その裏に同サイズのダンボールをはりつけると、
パネルに印刷したみたいな立体感が出た。
おおっ、こ、これは…
元手(ほぼ)ゼロで、いかにもイラストの展示みたいになった。すごい!
感謝し、萌子はそのままカラーイラストの選定(萌子独断)&断ち切り&カラーパネルへの変身作業をすることになった。
ちなみに全てのカラーイラストをこのパネルに変身させるのに、2時間か3時間はかかっている。もっとかもしれない。
私は、ダンボールを解体を終え、どうしたものか考えていた。
ギャラリーさんのご好意で、このダンボールは壁に直接貼り付けてもいいらしい。
なので、ダンボールに絵や漫画をペタペタ貼って、ダンボールを壁に貼るか…?
ためしにダンボールに絵を置いてみたが、見栄えがわるかった。
そこで、ダンボールに新聞紙をしいて、そのうえに絵を置くと、なんかちょっといい感じに見えた。これでいくことにした。
新聞紙も、ただまっすぐに貼るだけではなく、ちぎったり、くしゃくしゃに丸めたり、斜めに張ったり色々した。深い理由はあるようでないようである。それがいいと思ったから。
貼る絵を選んで、バランスを考えて置いていくのは結構時間がかかり、即決タイプの私でも相当な時間がかかった。当たり前だが、絵の選定は個展やる前にもう決めといたほうがいいっす。
途中からNOBさんにも手伝ってもらい、私が配置した絵をダンボール&新聞紙に貼り付けていってもらった。
漫画の展示。
これがさらにむつかしい。
視線の誘導、読みやすく、かつ、スペースも限られていて。
時間がかかった。
とかやっていたら八時でアワワワである。
NOBさんの提案により、ほか弁を買って来て地べたに座って夕飯だ。
腰が痛いかというと、すごい痛いが、もうどうにもならんのである。
NOBさんの東京行ったらみんな東京弁で驚いた話とかを聞く。
パワーも補給されたので、また作業開始。そとはまっくら!
漫画の展示も、なんとかかんとか決まった。
あとはタイトルを作る。ダンボールを小さく切って、タイトルを書いて、貼る。
グッズの展示。
このために試作したTシャツ&エコバッグ&ノートを、NOBさん任せで展示していただく。
売る本やDVDの展示。これもNOBさん任せ。
素材が集まったので、壁にいよいよダンボールをとりつける。
ガンカッターで、ばっちんばっちんとりつけていく。
(私の)行き当たりばったりの考えで作られた展示だったが、
NOBさんのご協力や、萌子の繊細なカッターさばきなどにより、
とても見栄えのする展示になった。嬉しかった。
作業中、ずっと、
(腰の痛みに耐えながら)
(萌子やNOBさんは私の個展のためにこんなに夜遅くまで重労働してくれているんだ・・)
(がんばらねば・・)
(ちょーやばいこしいたい)
と、考えていた。
最後に、ギャラリー下に貼るちょっとした掲示など。
それも、NOBさんが作ってくださった。
それらが、こちらの写真です。
入ったところ。
順路が右回りのため、足元に案内板を作ってある。萌子作。
(普通のギャラリーは、左回りが多い? らしい??
漫画は右から読むため、右回りにした)
入ってすぐにある作者プロフィールと漫画本販売コーナー。
作者プロフィールはかなり「盛って」いるが、言ったもの勝ちの精神が発揮されている。
漫画本の奥は、ゲームの販売&ゲーム作品の絵などのコーナー。
ひときわカラフル。
ゲーム紹介などは作る余裕がなかった。
漫画、カラーイラスト、グッズ販売コーナーに続く。
記念すべき最初の漫画は、サイトにも飾ってある「ハザマ」。
カラーイラスト(直筆)は、破られた新聞紙の上に張られている。
すべて、人物画。
「似顔絵なんですか?」
「モデルがいるんですか?」
という質問が非常に多かったが、基本的にいません。空想。
カラーイラスト(色鉛筆)。
これは今回一番描きたかった絵。
カップル・フォト(ジョンとヨーコとか、ヴィクトリアとベッカムとか、うちだゆうやときききりんみたいな)が好きだ。
なので、カップル・イラストを描いた。
エロイ絵といえばそうなのだが、男女の愛は性愛もあれば、家族愛でもあるし、肌のふれあいが一概にエロイとも言えない。かといってエロじゃないとも言えない。「ちゃんとしたカップル」の写真というのは、なんかホッとするものがある。芸能人の結婚記者会見とか、好きだ。最近で言うと好きなカップルはユッキーナとフジモンだ。
とにかく。
カップルというのは家族の基本形・最小単位でもあるし、男女の性愛というのはいいものだ。
そんな感じのことを描きたかった。
気が向いたらサイトにもアップしたいです。
正面のところは、白い四角がつづく。つまり漫画スペースだ。
漫画がメインです、ということを示したかった。
お客さんがいる光景。
ここをじっくり観てくれてるかどうかで、お客さんの反応がわかる(笑)
字が多いからだ。
イラスト目当ての人は、素通りだ。
漫画は、完全書き下ろし二作のほか、「真偽」やサイトから引っ張ってきたものや、描いたけど発表してなかったものだ。
漫画が終わって、記帳所。
「似顔絵やってます」とか宣伝も置いてある。
ギャラリー入り口にある掲示板。
NOBさんが作ってくれたもの。かわいい。
ギャラリー前の柱に飾ってあったもの。
NOBさんとNOBさんの弟さんが作ってくださった。
目を惹く。
これを観て、入ってきてくれたお客さんが大勢いた。感謝。
///
個展の写真はそんなところだ。
設営が終わったのは10時半過ぎくらいだっただろうか。
終バスが終わってしまい、違う停留所行きのバスに乗り、そこから中村家まで二人であーだこーだとしゃべりながら帰った。
疲れて、その夜のことはよく覚えていない。
準備は、一言で言えば大変だった。
労働的には(腰の痛みさえなければ)そこまででもないのだが、
展示は、こう、精神的なパワーを使った。
美術的なパワーを使った。
センスを使った。それが疲れた。
あと、個展なので、とにかく自分が頑張らなくてはいけない。
自分のためにみんなも協力してくれてるのが、
とても嬉しくもあるし、うおー、頑張らねば、ってなる。
今となればいい思い出だ。とても。
結局ブログに一個ずつアップするのがいいということで
個展の写真とかをアップしつつ
微妙に日記的なことも載せていきます。
8/31
個展前日、大阪府は高槻市に降り立った。
もう、明日から個展が開催されることになっている。
この日のために用意したのは、アナログ絵と漫画あわせて数十点だ。
特にどれを展示したいとかはあんまなかった。
前も書いた気がするが、展示で、こうしたいとかがあんまなかった。
普段、漫画を本にすることしか考えてなくて、
展示とかを考えたことがなかった。
しいて言えば、「ちゃんとしたくない」ということくらいだった。
だから、額とかを使わず、ダンボールとか新聞紙で
いかにもお金がかかってない雑多な感じにして、絵もいっぱい貼りたいなぁ、
くらいで、ほかのビジョンはいっさいなかった。
駅で萌子と会い、さっそくギャラリーへ行く。
手持ちの数点以外は、前々日に宅配便で送っておいたので、今日届くはずだった。
ギャラリーで、オーナーのNOBさん(仮名)と萌子と雑談していると、荷物が届き、早速 展示を始めることにした。
まず最初は、USBメモリーにいれてきたカラーイラストなどのデータから出力することだった。
これには小一時間かかった。
次に展示の準備だが、
「ダンボールと新聞紙が必要」以外なにも決まっていない。
とにかくダンボールと古新聞を貰ってこようということで、
ギャラリーNOBのある高槻センター街(商店街)のお店から、
ダンボールや古新聞をいただいてまわった。(感謝)
なかなか重労働である。
腰の調子だが、あえて言わないがずっと悪かった。かなり悪かった。
でも言ってられぬ。言っても何にもならぬ。
私より、萌子やNOBさんが大荷物を持ってくれているのだから、
感謝以外ない。
ダンボールと新聞が集まった。
どうするかなにも決まっていないが、とにかくダンボールを平たく解体することにした。
黙々と解体していると、萌子がふと、
私のカラーイラストを裁ち落とししはじめた。
さっきまで印刷の限界から周囲に白い枠が残っていたカラーイラストが、裁ち落としすると急に「ザ・イラスト」みたいになった。
さらに、その裏に同サイズのダンボールをはりつけると、
パネルに印刷したみたいな立体感が出た。
おおっ、こ、これは…
元手(ほぼ)ゼロで、いかにもイラストの展示みたいになった。すごい!
感謝し、萌子はそのままカラーイラストの選定(萌子独断)&断ち切り&カラーパネルへの変身作業をすることになった。
ちなみに全てのカラーイラストをこのパネルに変身させるのに、2時間か3時間はかかっている。もっとかもしれない。
私は、ダンボールを解体を終え、どうしたものか考えていた。
ギャラリーさんのご好意で、このダンボールは壁に直接貼り付けてもいいらしい。
なので、ダンボールに絵や漫画をペタペタ貼って、ダンボールを壁に貼るか…?
ためしにダンボールに絵を置いてみたが、見栄えがわるかった。
そこで、ダンボールに新聞紙をしいて、そのうえに絵を置くと、なんかちょっといい感じに見えた。これでいくことにした。
新聞紙も、ただまっすぐに貼るだけではなく、ちぎったり、くしゃくしゃに丸めたり、斜めに張ったり色々した。深い理由はあるようでないようである。それがいいと思ったから。
貼る絵を選んで、バランスを考えて置いていくのは結構時間がかかり、即決タイプの私でも相当な時間がかかった。当たり前だが、絵の選定は個展やる前にもう決めといたほうがいいっす。
途中からNOBさんにも手伝ってもらい、私が配置した絵をダンボール&新聞紙に貼り付けていってもらった。
漫画の展示。
これがさらにむつかしい。
視線の誘導、読みやすく、かつ、スペースも限られていて。
時間がかかった。
とかやっていたら八時でアワワワである。
NOBさんの提案により、ほか弁を買って来て地べたに座って夕飯だ。
腰が痛いかというと、すごい痛いが、もうどうにもならんのである。
NOBさんの東京行ったらみんな東京弁で驚いた話とかを聞く。
パワーも補給されたので、また作業開始。そとはまっくら!
漫画の展示も、なんとかかんとか決まった。
あとはタイトルを作る。ダンボールを小さく切って、タイトルを書いて、貼る。
グッズの展示。
このために試作したTシャツ&エコバッグ&ノートを、NOBさん任せで展示していただく。
売る本やDVDの展示。これもNOBさん任せ。
素材が集まったので、壁にいよいよダンボールをとりつける。
ガンカッターで、ばっちんばっちんとりつけていく。
(私の)行き当たりばったりの考えで作られた展示だったが、
NOBさんのご協力や、萌子の繊細なカッターさばきなどにより、
とても見栄えのする展示になった。嬉しかった。
作業中、ずっと、
(腰の痛みに耐えながら)
(萌子やNOBさんは私の個展のためにこんなに夜遅くまで重労働してくれているんだ・・)
(がんばらねば・・)
(ちょーやばいこしいたい)
と、考えていた。
最後に、ギャラリー下に貼るちょっとした掲示など。
それも、NOBさんが作ってくださった。
それらが、こちらの写真です。
入ったところ。
順路が右回りのため、足元に案内板を作ってある。萌子作。
(普通のギャラリーは、左回りが多い? らしい??
漫画は右から読むため、右回りにした)
入ってすぐにある作者プロフィールと漫画本販売コーナー。
作者プロフィールはかなり「盛って」いるが、言ったもの勝ちの精神が発揮されている。
漫画本の奥は、ゲームの販売&ゲーム作品の絵などのコーナー。
ひときわカラフル。
ゲーム紹介などは作る余裕がなかった。
漫画、カラーイラスト、グッズ販売コーナーに続く。
記念すべき最初の漫画は、サイトにも飾ってある「ハザマ」。
カラーイラスト(直筆)は、破られた新聞紙の上に張られている。
すべて、人物画。
「似顔絵なんですか?」
「モデルがいるんですか?」
という質問が非常に多かったが、基本的にいません。空想。
カラーイラスト(色鉛筆)。
これは今回一番描きたかった絵。
カップル・フォト(ジョンとヨーコとか、ヴィクトリアとベッカムとか、うちだゆうやときききりんみたいな)が好きだ。
なので、カップル・イラストを描いた。
エロイ絵といえばそうなのだが、男女の愛は性愛もあれば、家族愛でもあるし、肌のふれあいが一概にエロイとも言えない。かといってエロじゃないとも言えない。「ちゃんとしたカップル」の写真というのは、なんかホッとするものがある。芸能人の結婚記者会見とか、好きだ。最近で言うと好きなカップルはユッキーナとフジモンだ。
とにかく。
カップルというのは家族の基本形・最小単位でもあるし、男女の性愛というのはいいものだ。
そんな感じのことを描きたかった。
気が向いたらサイトにもアップしたいです。
正面のところは、白い四角がつづく。つまり漫画スペースだ。
漫画がメインです、ということを示したかった。
お客さんがいる光景。
ここをじっくり観てくれてるかどうかで、お客さんの反応がわかる(笑)
字が多いからだ。
イラスト目当ての人は、素通りだ。
漫画は、完全書き下ろし二作のほか、「真偽」やサイトから引っ張ってきたものや、描いたけど発表してなかったものだ。
漫画が終わって、記帳所。
「似顔絵やってます」とか宣伝も置いてある。
ギャラリー入り口にある掲示板。
NOBさんが作ってくれたもの。かわいい。
ギャラリー前の柱に飾ってあったもの。
NOBさんとNOBさんの弟さんが作ってくださった。
目を惹く。
これを観て、入ってきてくれたお客さんが大勢いた。感謝。
///
個展の写真はそんなところだ。
設営が終わったのは10時半過ぎくらいだっただろうか。
終バスが終わってしまい、違う停留所行きのバスに乗り、そこから中村家まで二人であーだこーだとしゃべりながら帰った。
疲れて、その夜のことはよく覚えていない。
準備は、一言で言えば大変だった。
労働的には(腰の痛みさえなければ)そこまででもないのだが、
展示は、こう、精神的なパワーを使った。
美術的なパワーを使った。
センスを使った。それが疲れた。
あと、個展なので、とにかく自分が頑張らなくてはいけない。
自分のためにみんなも協力してくれてるのが、
とても嬉しくもあるし、うおー、頑張らねば、ってなる。
今となればいい思い出だ。とても。
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