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子どもの頃の記憶って、今思い出すと「ああ、そういうことだったのかな」とか理解できることやら、逆に「あれって今思うとどういうこと?」っていうことがあったりしない?

ふと思い出した変な記憶。

幼稚園とかの頃。
家族と、ぷらす、親戚だか知り合いだかの家族たちと大勢で海に行った。
当時、私は泳げなかった。
やはり泳げなかった「おじさん」と一緒に、泳げないもの同士散策をして楽しんでいた。
浅瀬を歩いてる内に、ずいぶん遠くまで来てしまった。
そろそろ帰ろう、となったところ、潮が満ちてきて、来た道が歩けなくなっていた。
その道以外は崖で、ほかにルートは無かった。
満ちる潮、迫る波、あせるおじさん、泣く私。
おじさんは、私をおんぶすると、崖をフリークライミングして、対岸に向かうことにした。
「絶対に手を放すなよ!」と言われ、必死におじさんにしがみついた。
しかし、幼稚園児の腕力には限度があり、途中からかなりやばくなって、
「おじさん、手がつかれたよ、落ちちゃうよ」などと泣き始める私。
それなりに距離があり、おじさんも手をぷるぷるさせながら、半泣きであった。
命からがら対岸に辿り着いた。

…という思い出があるのだが、今思うと色々と危なかった。
もし「おじさん」が変な人で連れ去られてたら終わりだった。
「おじさん」が落ちてたら終わりだった。私の腕力が尽きてたらやはり終わりだった。
「おじさん」が誰だったのか一向に思い出せないのもホラーだ。
今度実家に戻ったら親に聞いてみよう。


やはり幼稚園とかの頃。
(おかしな記憶の宝庫の時代だね)

友達と遊んでいて、途中から自慢大会になった。
うちにはこんなオモチャがあるよとか、機械があるよとか言ってお互い張り合った。
すぐに自慢のネタが切れたので、お互い嘘の自慢をし始めた。
自分のお父さんはスーパーマンだとか、お母さんが使ってる電話はスパイが使ってる機械だから性能がすごいとか言い合って、笑い合っていた。
もちろん、相手の子も嘘であることは判っていて、「♪そうだったらいいのにな~」の話であった。
どっちかが自慢する、「いいな~ほしいな~」と言う、という流れの遊びだったのだ。
ところが、それをうしろでその友達のお母さんが聞いていた。
後日、友達のお母さんがピンポーンと我が家にやってきて、
「リュウちゃんが言っていた機械を貸してほしい」と言い出したのである。
ぽかーんとなる私と母。
「すごい機械があると聞いた、それをどうしても貸してほしい」と真剣な様子であった。
それは、うそだよ、と私は言ったら、
おばさんはすごい形相で、「うそつき! うそつきの子は泥棒の始まりよ!!」とすごい剣幕で言って、帰って行った。

今思うとやばいおばさんかな、とふと思い出した。
悩みでもあったのかもしれない。

皆さんも変な記憶があったら教えてください。

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