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最近になって、「赤ちゃんと僕」を読んだ。あ~、こういう作品だったんだ、って思った。
面白いというか、面白いんだけど、とにかく丁寧に描かれてて、キャラクターが生き生きしてて、漫画らしい漫画で、良い作品だなぁというのが感想だった。
全巻新品でお金出して買った。(電子書籍で。)
この頃の少女漫画はいいなぁとも思った。ノリとか…絵柄とか…ギャグとか…
今の子ども達が読んでも楽しいと思った。

実の発達年齢のなぞとか、あるけど、フィクションの子どもはやっぱりフィクションの子どもだ。

私は自分が子どもだった頃、大人が作る作品に出てくる子どもがきらいで、そういう作品が徹底的にきらいだった。
だって、あんなの、子どものリアルじゃないじゃん。って思って、いやだったのだ。
だから、子ども主人公の冒険活劇もきらいだったし、学校ものもきらいだったのだ。
大人が思う「いいこ」だったり、大人が思う「かわいいこ」、「わがままなこ」、「かわいそうなこ」みたいな、そういうのがいやだった。
大人ってバカなんじゃないかとすら思った。子どもだったくせに、忘れちゃうんだなぁ、みたいな。わかってないんだなぁ、みたいな。

だから、火山の王子様のミン王子とか、ディスティン双子とか、作るのは悩んだ。
どう葛藤しているのかは、いずれ作品が公開されたら、ああこういうことねと思って貰えると思うが(それは、いつですか?)
学校ものもきらいなので、神か魔王は、ひねくれた学校生活になっているのだ。

でも、そういう思いを突き詰めると、フィクションの嘘くさい女性キャラもきらいだし、かっこいいばっかりの男性キャラも、可愛いばっかりのマスコットキャラもきらいなのだ。

でも、じゃあ、自分が作るキャラクターは、好きに作ったらいいじゃんってことで、作ってるけど、子どもの頃の自分が見たら、結局同じかもしれない。結局お前も大人の仲間入りじゃん、って思われるかもしれない。

そういう雑念を吹き飛ばせるほど面白かったらいいのだと思う。
というわけで「赤僕」は面白かったし、自分も面白い作品を作ろうとしている。



拍手ありがとうー☆

>幼稚園の頃、2歳くらいの妹がベランダから屋根のような、とこにはって出て、自分は眺めてて。分かりにくいけど、コンクリートの淵が30センチくらい高くなってる箇所があるから、落ちないだろうと思ってたけど、危険だわ。説明しづらい・・・

こわいわ。危険だわ。二歳こわいわ。
それをじっと見ている幼稚園児の自分っていうのがリアルだわ。
はくしゅありがたすだわ。

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