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一度書いたのですが消えてしまった「個展やった話まとめ」。。。
いったい一度目は何を書いたのか、
データとともに記憶も綺麗さっぱり消えてしまったので、
新たな気持ちで書きます。簡素になっちゃうかもだけど;
個展開催中、たくさん絵を描く方がいらしてくれた。
多くの方が、「個展を開くことに興味がある」とおっしゃっていたので、
私の個展体験談も誰かのお役に立てるかもしれないので、色々書きます。
ギャラリーNOBのある高槻センター街は、人通りが多くて、老若男女いろんな人がいる。地元商店街っていう感じなので、中高年の方が多いけど、学校帰りの学生さんもいるし、大学があるから大学生もいる。そのなかから、いろんな人が入れ替わり立ち代り来てくださった。
普段 見せない層に見てもらえて良かった。
お陰で色んな感想があったし、その幅広い感想が、自信にも繋がった。
個人的には、やっぱり、学生さんに喜んでもらえたのが嬉しかったな。
中学生、高校生、大学生。
みんな、すごく熱心に読んでくれた。
自分の年上の人たちの反応は、なんとなくわからないでもないけど、
自分より年下の人たちの反応は、ぜんぜんわからなかったので、良かった。
いつもどおり、ワカモノばっかりだったら、この体験はなかったので、よかった。
ギャラリー選びって大事なんだろうな、って思った。
マダムばっかり来る落ち着いたギャラリーとかも楽しそうだな。
個展には、「作家さんとおしゃべりするのが好き」なお客さんが結構来た。
NOBさんによると、どんな展示内容でも毎度来てくださる固定客の方々は、そんな人が多いとか。
なるほどなぁ。美術談義が楽しいんだろうなぁ。
そういう方々とあれだこれだと喋る毎日だった。
絵はどこで学んだか。
マンガはどうやって描いているのか。
好きな漫画家は誰か。
お客さんが描いている絵の話。えとせとらえとせとら・・
これは。ぜったい。
トークがうまいほうがお得だ!と、思った。
うまくなくても、社交性があるとか、可愛げがあるとかね!
硬派なアーチストの方々は、おしゃべりな参謀を雇うといいかも・・・(笑)
お客さんみーんなキャラが濃くて、みんなマンガに登場させられるくらいだった。
めさめさ面白い話を色々聞いたのだが、ぷらいばしぃほごの観点から、あんまり喋れない。
でもいつか、「個展やってみた」っていう体験記マンガにして、お客さんは抽象化してキャラ化してぼかして、描いてみたいなぁ。
会場では、「似顔絵描き」をやってました。これは、私は売る絵がないので、記念にいかがですか的な催しをやろうというものだった。
といっても私の書く絵は真の意味での似顔絵デワナイ。
似せるというより、その人を見て感じたことを絵にするというか、その人をマンガに出すならこうだな、みたいな、そういう絵を描いていた。
似顔絵(便宜上、似顔絵)は、むつかしい。
評価される絵であり、評価相手が目の前にいるからだ。
お客さんも、いろいろだ。
可愛く描いて欲しい方、ありのままに描いて欲しい方、むしろ笑える感じで描いて欲しい方。
渡したときのリアクションもさまざまだった。
これは例えだが、目の大きな人を描くとして、目の大きいのがチャームポイントだな、可愛いな、かっこいいな、と思ってそれを描いても、お客さんは「やっぱり自分って、目がでかくてあんまりかっこよくないですよね・・・」という反応だったりするのだ。
もちろん、逆もある。
ダメ出しをくれる人あり、喜んでくれる人あり、照れる人あり、無反応あり。
あるとき、あまり喜んでいないふうの紳士がおり、あちゃー、はずしたか、と思っていたら、後日 伝え聞いたところによると、紳士はその絵を額にいれて、同好仲間に見せて回ったという。おおっ?! 喜んでくれていた?!?! わからぬものじゃ。
その絵を見て、わざわざ私に描いてもらいに来てくれた方がいたりして、とても嬉しかった。
そして、とても疲れる。
めちゃくちゃ集中力を使うんだなぁ、と改めて思った。
ヘロヘロになってくると、当然 絵もヘナチョコになってしまうので、
体力ゲージが赤点滅していたときは、似顔絵は店じまいしていた。
似顔絵、というか、いきなり初対面の方の、しかもいろんな方の、顔を書かせてもらえる機会というのはそうそうあるものではない。私は人の絵を描くのが好きなので、とても楽しく、また、勉強になるのだった。
また機会を作って、やりたいな。
そうそう・・・
似顔絵を描くとき、大体 毎回 萌子も「私も勉強のために一緒に描かせてください」といって参加していたのだが、あるとき、NOBさんと、遊びにきてくれていた学生の女の子も一緒に参加して、総勢四人の絵描きが、一人のお客さんの似顔絵を描くということがあった。
出来上がった似顔絵は、それぞれの味があって、とても面白かった。
みんな、それぞれ、特徴をつかんでるんだよね。何かしら、「ああっ、これは・・!!」っていうポイントがある。
人と一緒に絵を描くっていうのも、すごくいい勉強・刺激になるんだな、って思いました。
また、一緒に描きたいなぁ。
でも、描くときは毎回緊張した。
本当に描けるのか??って、白い色紙を見ると不安になった。
この真っ白な空間に、今 目の前にいるこの方を 絵として表す??? 無理、無理でしょ!!!
って、結構 毎回思った。
結果としては、何とかなってるんだけど・・・。
毎日、自分の絵が飾られた空間にいて、それを見知らぬ人々に見てもらい、
また、目の前にいる人の絵を描いてお金をいただく。
というかそもそも、
こんな、TOKYOから遠く離れた地で、
こんな立派なギャラリーを借りて、
多くの人の力を借りて、個展をしている・・・。
おれの えというのはいったい・・・
みたいなことを、なんかとても考えた。
いいとか、わるいとかじゃない。ただただ考えた。
今思えば、
絵を描いて生きてきたから、そんな機会があったわけで、
良かったなぁ、と、思うんだけど。
そのときは、なんかへんなスポットに入っていた。
あれは、「己と向き合う」というものかもしれません。
絵と一口にいっても、絵画、マンガ、イラスト、デザインとか、版画、もう、色々。
いろいろ。
な、
人が実際いらして、
あー、世の中って、こんなに絵が好きな人がいるんだぁ、
って思った。
定年退職なさってから絵を始めた方の話など、とても面白い。
絵を描くのっていいなぁと素直に思える瞬間であった。
一つ一つは詳しく書けない(お客さんのぷらいばしぃなどもあり。)けれど、うれしかったことを、箇条書きです。
・個展の写真を撮って、アルバムにして届けてくださったおじさま。写真にすると、「こんなふうに見えてるんだ!」というとても新たな発見が。お話も面白かった。
・さーっといらして、さーっと本とグッズを大量に買ってくれたおばさま。すごく嬉しかった!!
・学校帰りにふらりと寄ってくれた学生諸君。学校生活の話がめさめさ楽しかった!! また、どっかでおしゃべりしたいなぁ。
・一度来て、絵を描かれるということを知り、「見たいです」と言ったら、後日また来てくださって、絵を見せにきてくれた方々。嬉しかった。
・五月の個展&クロッキー会で会った人々との再会!!
・差し入れを持って来て下さった皆様。おかげさまで華やかに過ごせました。おいしいお菓子ばっかり!!! お花も嬉しかった!!!
・台風のなか、遠方からわざわざおいでくださった、ネットの知り合いの皆さん。普段、TOKYOで活動していては、会えない皆さん。OSAKAでやって良かった!!! お友達のGさまは、帰れなくなってしまい、一緒にお泊りするなど! 不思議な思い出。。。
・わざわざ遊びにきてくれた、高槻センター街のみなさん!
・個展の話をくださり、機会をくださり、また、準備、開催中はずっとサポートしてくれた、NOBさん。ご飯ご馳走様です!!!!!(笑)
・お仕事の調整までして、家に泊めてくれてまで、ずーっと手伝ってくれた萌子。
本当にありがとう。
///
追記で、個展開催中~個展についての記事あてに戴いた拍手のお返事です。
遅くなってすみませんでした。
いったい一度目は何を書いたのか、
データとともに記憶も綺麗さっぱり消えてしまったので、
新たな気持ちで書きます。簡素になっちゃうかもだけど;
個展開催中、たくさん絵を描く方がいらしてくれた。
多くの方が、「個展を開くことに興味がある」とおっしゃっていたので、
私の個展体験談も誰かのお役に立てるかもしれないので、色々書きます。
・ギャラリーNOBさんでよかった
ギャラリーNOBのある高槻センター街は、人通りが多くて、老若男女いろんな人がいる。地元商店街っていう感じなので、中高年の方が多いけど、学校帰りの学生さんもいるし、大学があるから大学生もいる。そのなかから、いろんな人が入れ替わり立ち代り来てくださった。
普段 見せない層に見てもらえて良かった。
お陰で色んな感想があったし、その幅広い感想が、自信にも繋がった。
個人的には、やっぱり、学生さんに喜んでもらえたのが嬉しかったな。
中学生、高校生、大学生。
みんな、すごく熱心に読んでくれた。
自分の年上の人たちの反応は、なんとなくわからないでもないけど、
自分より年下の人たちの反応は、ぜんぜんわからなかったので、良かった。
いつもどおり、ワカモノばっかりだったら、この体験はなかったので、よかった。
ギャラリー選びって大事なんだろうな、って思った。
マダムばっかり来る落ち着いたギャラリーとかも楽しそうだな。
・トーク!!!
個展には、「作家さんとおしゃべりするのが好き」なお客さんが結構来た。
NOBさんによると、どんな展示内容でも毎度来てくださる固定客の方々は、そんな人が多いとか。
なるほどなぁ。美術談義が楽しいんだろうなぁ。
そういう方々とあれだこれだと喋る毎日だった。
絵はどこで学んだか。
マンガはどうやって描いているのか。
好きな漫画家は誰か。
お客さんが描いている絵の話。えとせとらえとせとら・・
これは。ぜったい。
トークがうまいほうがお得だ!と、思った。
うまくなくても、社交性があるとか、可愛げがあるとかね!
硬派なアーチストの方々は、おしゃべりな参謀を雇うといいかも・・・(笑)
お客さんみーんなキャラが濃くて、みんなマンガに登場させられるくらいだった。
めさめさ面白い話を色々聞いたのだが、ぷらいばしぃほごの観点から、あんまり喋れない。
でもいつか、「個展やってみた」っていう体験記マンガにして、お客さんは抽象化してキャラ化してぼかして、描いてみたいなぁ。
・おのれの絵の実力についてマジに考える日々
会場では、「似顔絵描き」をやってました。これは、私は売る絵がないので、記念にいかがですか的な催しをやろうというものだった。
といっても私の書く絵は真の意味での似顔絵デワナイ。
似せるというより、その人を見て感じたことを絵にするというか、その人をマンガに出すならこうだな、みたいな、そういう絵を描いていた。
似顔絵(便宜上、似顔絵)は、むつかしい。
評価される絵であり、評価相手が目の前にいるからだ。
お客さんも、いろいろだ。
可愛く描いて欲しい方、ありのままに描いて欲しい方、むしろ笑える感じで描いて欲しい方。
渡したときのリアクションもさまざまだった。
これは例えだが、目の大きな人を描くとして、目の大きいのがチャームポイントだな、可愛いな、かっこいいな、と思ってそれを描いても、お客さんは「やっぱり自分って、目がでかくてあんまりかっこよくないですよね・・・」という反応だったりするのだ。
もちろん、逆もある。
ダメ出しをくれる人あり、喜んでくれる人あり、照れる人あり、無反応あり。
あるとき、あまり喜んでいないふうの紳士がおり、あちゃー、はずしたか、と思っていたら、後日 伝え聞いたところによると、紳士はその絵を額にいれて、同好仲間に見せて回ったという。おおっ?! 喜んでくれていた?!?! わからぬものじゃ。
その絵を見て、わざわざ私に描いてもらいに来てくれた方がいたりして、とても嬉しかった。
そして、とても疲れる。
めちゃくちゃ集中力を使うんだなぁ、と改めて思った。
ヘロヘロになってくると、当然 絵もヘナチョコになってしまうので、
体力ゲージが赤点滅していたときは、似顔絵は店じまいしていた。
似顔絵、というか、いきなり初対面の方の、しかもいろんな方の、顔を書かせてもらえる機会というのはそうそうあるものではない。私は人の絵を描くのが好きなので、とても楽しく、また、勉強になるのだった。
また機会を作って、やりたいな。
そうそう・・・
似顔絵を描くとき、大体 毎回 萌子も「私も勉強のために一緒に描かせてください」といって参加していたのだが、あるとき、NOBさんと、遊びにきてくれていた学生の女の子も一緒に参加して、総勢四人の絵描きが、一人のお客さんの似顔絵を描くということがあった。
出来上がった似顔絵は、それぞれの味があって、とても面白かった。
みんな、それぞれ、特徴をつかんでるんだよね。何かしら、「ああっ、これは・・!!」っていうポイントがある。
人と一緒に絵を描くっていうのも、すごくいい勉強・刺激になるんだな、って思いました。
また、一緒に描きたいなぁ。
でも、描くときは毎回緊張した。
本当に描けるのか??って、白い色紙を見ると不安になった。
この真っ白な空間に、今 目の前にいるこの方を 絵として表す??? 無理、無理でしょ!!!
って、結構 毎回思った。
結果としては、何とかなってるんだけど・・・。
毎日、自分の絵が飾られた空間にいて、それを見知らぬ人々に見てもらい、
また、目の前にいる人の絵を描いてお金をいただく。
というかそもそも、
こんな、TOKYOから遠く離れた地で、
こんな立派なギャラリーを借りて、
多くの人の力を借りて、個展をしている・・・。
おれの えというのはいったい・・・
みたいなことを、なんかとても考えた。
いいとか、わるいとかじゃない。ただただ考えた。
今思えば、
絵を描いて生きてきたから、そんな機会があったわけで、
良かったなぁ、と、思うんだけど。
そのときは、なんかへんなスポットに入っていた。
あれは、「己と向き合う」というものかもしれません。
・絵が好きな人っていっぱいいるんだな
絵と一口にいっても、絵画、マンガ、イラスト、デザインとか、版画、もう、色々。
いろいろ。
な、
人が実際いらして、
あー、世の中って、こんなに絵が好きな人がいるんだぁ、
って思った。
定年退職なさってから絵を始めた方の話など、とても面白い。
絵を描くのっていいなぁと素直に思える瞬間であった。
・個展中 うれしかったこと 箇条書き
一つ一つは詳しく書けない(お客さんのぷらいばしぃなどもあり。)けれど、うれしかったことを、箇条書きです。
・個展の写真を撮って、アルバムにして届けてくださったおじさま。写真にすると、「こんなふうに見えてるんだ!」というとても新たな発見が。お話も面白かった。
・さーっといらして、さーっと本とグッズを大量に買ってくれたおばさま。すごく嬉しかった!!
・学校帰りにふらりと寄ってくれた学生諸君。学校生活の話がめさめさ楽しかった!! また、どっかでおしゃべりしたいなぁ。
・一度来て、絵を描かれるということを知り、「見たいです」と言ったら、後日また来てくださって、絵を見せにきてくれた方々。嬉しかった。
・五月の個展&クロッキー会で会った人々との再会!!
・差し入れを持って来て下さった皆様。おかげさまで華やかに過ごせました。おいしいお菓子ばっかり!!! お花も嬉しかった!!!
・台風のなか、遠方からわざわざおいでくださった、ネットの知り合いの皆さん。普段、TOKYOで活動していては、会えない皆さん。OSAKAでやって良かった!!! お友達のGさまは、帰れなくなってしまい、一緒にお泊りするなど! 不思議な思い出。。。
・わざわざ遊びにきてくれた、高槻センター街のみなさん!
・個展の話をくださり、機会をくださり、また、準備、開催中はずっとサポートしてくれた、NOBさん。ご飯ご馳走様です!!!!!(笑)
・お仕事の調整までして、家に泊めてくれてまで、ずーっと手伝ってくれた萌子。
本当にありがとう。
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追記で、個展開催中~個展についての記事あてに戴いた拍手のお返事です。
遅くなってすみませんでした。
PR
長らくどう掲載したものか迷ってましたが
結局ブログに一個ずつアップするのがいいということで
個展の写真とかをアップしつつ
微妙に日記的なことも載せていきます。
8/31
個展前日、大阪府は高槻市に降り立った。
もう、明日から個展が開催されることになっている。
この日のために用意したのは、アナログ絵と漫画あわせて数十点だ。
特にどれを展示したいとかはあんまなかった。
前も書いた気がするが、展示で、こうしたいとかがあんまなかった。
普段、漫画を本にすることしか考えてなくて、
展示とかを考えたことがなかった。
しいて言えば、「ちゃんとしたくない」ということくらいだった。
だから、額とかを使わず、ダンボールとか新聞紙で
いかにもお金がかかってない雑多な感じにして、絵もいっぱい貼りたいなぁ、
くらいで、ほかのビジョンはいっさいなかった。
駅で萌子と会い、さっそくギャラリーへ行く。
手持ちの数点以外は、前々日に宅配便で送っておいたので、今日届くはずだった。
ギャラリーで、オーナーのNOBさん(仮名)と萌子と雑談していると、荷物が届き、早速 展示を始めることにした。
まず最初は、USBメモリーにいれてきたカラーイラストなどのデータから出力することだった。
これには小一時間かかった。
次に展示の準備だが、
「ダンボールと新聞紙が必要」以外なにも決まっていない。
とにかくダンボールと古新聞を貰ってこようということで、
ギャラリーNOBのある高槻センター街(商店街)のお店から、
ダンボールや古新聞をいただいてまわった。(感謝)
なかなか重労働である。
腰の調子だが、あえて言わないがずっと悪かった。かなり悪かった。
でも言ってられぬ。言っても何にもならぬ。
私より、萌子やNOBさんが大荷物を持ってくれているのだから、
感謝以外ない。
ダンボールと新聞が集まった。
どうするかなにも決まっていないが、とにかくダンボールを平たく解体することにした。
黙々と解体していると、萌子がふと、
私のカラーイラストを裁ち落とししはじめた。
さっきまで印刷の限界から周囲に白い枠が残っていたカラーイラストが、裁ち落としすると急に「ザ・イラスト」みたいになった。
さらに、その裏に同サイズのダンボールをはりつけると、
パネルに印刷したみたいな立体感が出た。
おおっ、こ、これは…
元手(ほぼ)ゼロで、いかにもイラストの展示みたいになった。すごい!
感謝し、萌子はそのままカラーイラストの選定(萌子独断)&断ち切り&カラーパネルへの変身作業をすることになった。
ちなみに全てのカラーイラストをこのパネルに変身させるのに、2時間か3時間はかかっている。もっとかもしれない。
私は、ダンボールを解体を終え、どうしたものか考えていた。
ギャラリーさんのご好意で、このダンボールは壁に直接貼り付けてもいいらしい。
なので、ダンボールに絵や漫画をペタペタ貼って、ダンボールを壁に貼るか…?
ためしにダンボールに絵を置いてみたが、見栄えがわるかった。
そこで、ダンボールに新聞紙をしいて、そのうえに絵を置くと、なんかちょっといい感じに見えた。これでいくことにした。
新聞紙も、ただまっすぐに貼るだけではなく、ちぎったり、くしゃくしゃに丸めたり、斜めに張ったり色々した。深い理由はあるようでないようである。それがいいと思ったから。
貼る絵を選んで、バランスを考えて置いていくのは結構時間がかかり、即決タイプの私でも相当な時間がかかった。当たり前だが、絵の選定は個展やる前にもう決めといたほうがいいっす。
途中からNOBさんにも手伝ってもらい、私が配置した絵をダンボール&新聞紙に貼り付けていってもらった。
漫画の展示。
これがさらにむつかしい。
視線の誘導、読みやすく、かつ、スペースも限られていて。
時間がかかった。
とかやっていたら八時でアワワワである。
NOBさんの提案により、ほか弁を買って来て地べたに座って夕飯だ。
腰が痛いかというと、すごい痛いが、もうどうにもならんのである。
NOBさんの東京行ったらみんな東京弁で驚いた話とかを聞く。
パワーも補給されたので、また作業開始。そとはまっくら!
漫画の展示も、なんとかかんとか決まった。
あとはタイトルを作る。ダンボールを小さく切って、タイトルを書いて、貼る。
グッズの展示。
このために試作したTシャツ&エコバッグ&ノートを、NOBさん任せで展示していただく。
売る本やDVDの展示。これもNOBさん任せ。
素材が集まったので、壁にいよいよダンボールをとりつける。
ガンカッターで、ばっちんばっちんとりつけていく。
(私の)行き当たりばったりの考えで作られた展示だったが、
NOBさんのご協力や、萌子の繊細なカッターさばきなどにより、
とても見栄えのする展示になった。嬉しかった。
作業中、ずっと、
(腰の痛みに耐えながら)
(萌子やNOBさんは私の個展のためにこんなに夜遅くまで重労働してくれているんだ・・)
(がんばらねば・・)
(ちょーやばいこしいたい)
と、考えていた。
最後に、ギャラリー下に貼るちょっとした掲示など。
それも、NOBさんが作ってくださった。
それらが、こちらの写真です。
入ったところ。
順路が右回りのため、足元に案内板を作ってある。萌子作。
(普通のギャラリーは、左回りが多い? らしい??
漫画は右から読むため、右回りにした)
入ってすぐにある作者プロフィールと漫画本販売コーナー。
作者プロフィールはかなり「盛って」いるが、言ったもの勝ちの精神が発揮されている。
漫画本の奥は、ゲームの販売&ゲーム作品の絵などのコーナー。
ひときわカラフル。
ゲーム紹介などは作る余裕がなかった。
漫画、カラーイラスト、グッズ販売コーナーに続く。
記念すべき最初の漫画は、サイトにも飾ってある「ハザマ」。
カラーイラスト(直筆)は、破られた新聞紙の上に張られている。
すべて、人物画。
「似顔絵なんですか?」
「モデルがいるんですか?」
という質問が非常に多かったが、基本的にいません。空想。
カラーイラスト(色鉛筆)。
これは今回一番描きたかった絵。
カップル・フォト(ジョンとヨーコとか、ヴィクトリアとベッカムとか、うちだゆうやときききりんみたいな)が好きだ。
なので、カップル・イラストを描いた。
エロイ絵といえばそうなのだが、男女の愛は性愛もあれば、家族愛でもあるし、肌のふれあいが一概にエロイとも言えない。かといってエロじゃないとも言えない。「ちゃんとしたカップル」の写真というのは、なんかホッとするものがある。芸能人の結婚記者会見とか、好きだ。最近で言うと好きなカップルはユッキーナとフジモンだ。
とにかく。
カップルというのは家族の基本形・最小単位でもあるし、男女の性愛というのはいいものだ。
そんな感じのことを描きたかった。
気が向いたらサイトにもアップしたいです。
正面のところは、白い四角がつづく。つまり漫画スペースだ。
漫画がメインです、ということを示したかった。
お客さんがいる光景。
ここをじっくり観てくれてるかどうかで、お客さんの反応がわかる(笑)
字が多いからだ。
イラスト目当ての人は、素通りだ。
漫画は、完全書き下ろし二作のほか、「真偽」やサイトから引っ張ってきたものや、描いたけど発表してなかったものだ。
漫画が終わって、記帳所。
「似顔絵やってます」とか宣伝も置いてある。
ギャラリー入り口にある掲示板。
NOBさんが作ってくれたもの。かわいい。
ギャラリー前の柱に飾ってあったもの。
NOBさんとNOBさんの弟さんが作ってくださった。
目を惹く。
これを観て、入ってきてくれたお客さんが大勢いた。感謝。
///
個展の写真はそんなところだ。
設営が終わったのは10時半過ぎくらいだっただろうか。
終バスが終わってしまい、違う停留所行きのバスに乗り、そこから中村家まで二人であーだこーだとしゃべりながら帰った。
疲れて、その夜のことはよく覚えていない。
準備は、一言で言えば大変だった。
労働的には(腰の痛みさえなければ)そこまででもないのだが、
展示は、こう、精神的なパワーを使った。
美術的なパワーを使った。
センスを使った。それが疲れた。
あと、個展なので、とにかく自分が頑張らなくてはいけない。
自分のためにみんなも協力してくれてるのが、
とても嬉しくもあるし、うおー、頑張らねば、ってなる。
今となればいい思い出だ。とても。
結局ブログに一個ずつアップするのがいいということで
個展の写真とかをアップしつつ
微妙に日記的なことも載せていきます。
8/31
個展前日、大阪府は高槻市に降り立った。
もう、明日から個展が開催されることになっている。
この日のために用意したのは、アナログ絵と漫画あわせて数十点だ。
特にどれを展示したいとかはあんまなかった。
前も書いた気がするが、展示で、こうしたいとかがあんまなかった。
普段、漫画を本にすることしか考えてなくて、
展示とかを考えたことがなかった。
しいて言えば、「ちゃんとしたくない」ということくらいだった。
だから、額とかを使わず、ダンボールとか新聞紙で
いかにもお金がかかってない雑多な感じにして、絵もいっぱい貼りたいなぁ、
くらいで、ほかのビジョンはいっさいなかった。
駅で萌子と会い、さっそくギャラリーへ行く。
手持ちの数点以外は、前々日に宅配便で送っておいたので、今日届くはずだった。
ギャラリーで、オーナーのNOBさん(仮名)と萌子と雑談していると、荷物が届き、早速 展示を始めることにした。
まず最初は、USBメモリーにいれてきたカラーイラストなどのデータから出力することだった。
これには小一時間かかった。
次に展示の準備だが、
「ダンボールと新聞紙が必要」以外なにも決まっていない。
とにかくダンボールと古新聞を貰ってこようということで、
ギャラリーNOBのある高槻センター街(商店街)のお店から、
ダンボールや古新聞をいただいてまわった。(感謝)
なかなか重労働である。
腰の調子だが、あえて言わないがずっと悪かった。かなり悪かった。
でも言ってられぬ。言っても何にもならぬ。
私より、萌子やNOBさんが大荷物を持ってくれているのだから、
感謝以外ない。
ダンボールと新聞が集まった。
どうするかなにも決まっていないが、とにかくダンボールを平たく解体することにした。
黙々と解体していると、萌子がふと、
私のカラーイラストを裁ち落とししはじめた。
さっきまで印刷の限界から周囲に白い枠が残っていたカラーイラストが、裁ち落としすると急に「ザ・イラスト」みたいになった。
さらに、その裏に同サイズのダンボールをはりつけると、
パネルに印刷したみたいな立体感が出た。
おおっ、こ、これは…
元手(ほぼ)ゼロで、いかにもイラストの展示みたいになった。すごい!
感謝し、萌子はそのままカラーイラストの選定(萌子独断)&断ち切り&カラーパネルへの変身作業をすることになった。
ちなみに全てのカラーイラストをこのパネルに変身させるのに、2時間か3時間はかかっている。もっとかもしれない。
私は、ダンボールを解体を終え、どうしたものか考えていた。
ギャラリーさんのご好意で、このダンボールは壁に直接貼り付けてもいいらしい。
なので、ダンボールに絵や漫画をペタペタ貼って、ダンボールを壁に貼るか…?
ためしにダンボールに絵を置いてみたが、見栄えがわるかった。
そこで、ダンボールに新聞紙をしいて、そのうえに絵を置くと、なんかちょっといい感じに見えた。これでいくことにした。
新聞紙も、ただまっすぐに貼るだけではなく、ちぎったり、くしゃくしゃに丸めたり、斜めに張ったり色々した。深い理由はあるようでないようである。それがいいと思ったから。
貼る絵を選んで、バランスを考えて置いていくのは結構時間がかかり、即決タイプの私でも相当な時間がかかった。当たり前だが、絵の選定は個展やる前にもう決めといたほうがいいっす。
途中からNOBさんにも手伝ってもらい、私が配置した絵をダンボール&新聞紙に貼り付けていってもらった。
漫画の展示。
これがさらにむつかしい。
視線の誘導、読みやすく、かつ、スペースも限られていて。
時間がかかった。
とかやっていたら八時でアワワワである。
NOBさんの提案により、ほか弁を買って来て地べたに座って夕飯だ。
腰が痛いかというと、すごい痛いが、もうどうにもならんのである。
NOBさんの東京行ったらみんな東京弁で驚いた話とかを聞く。
パワーも補給されたので、また作業開始。そとはまっくら!
漫画の展示も、なんとかかんとか決まった。
あとはタイトルを作る。ダンボールを小さく切って、タイトルを書いて、貼る。
グッズの展示。
このために試作したTシャツ&エコバッグ&ノートを、NOBさん任せで展示していただく。
売る本やDVDの展示。これもNOBさん任せ。
素材が集まったので、壁にいよいよダンボールをとりつける。
ガンカッターで、ばっちんばっちんとりつけていく。
(私の)行き当たりばったりの考えで作られた展示だったが、
NOBさんのご協力や、萌子の繊細なカッターさばきなどにより、
とても見栄えのする展示になった。嬉しかった。
作業中、ずっと、
(腰の痛みに耐えながら)
(萌子やNOBさんは私の個展のためにこんなに夜遅くまで重労働してくれているんだ・・)
(がんばらねば・・)
(ちょーやばいこしいたい)
と、考えていた。
最後に、ギャラリー下に貼るちょっとした掲示など。
それも、NOBさんが作ってくださった。
それらが、こちらの写真です。
入ったところ。
順路が右回りのため、足元に案内板を作ってある。萌子作。
(普通のギャラリーは、左回りが多い? らしい??
漫画は右から読むため、右回りにした)
入ってすぐにある作者プロフィールと漫画本販売コーナー。
作者プロフィールはかなり「盛って」いるが、言ったもの勝ちの精神が発揮されている。
漫画本の奥は、ゲームの販売&ゲーム作品の絵などのコーナー。
ひときわカラフル。
ゲーム紹介などは作る余裕がなかった。
漫画、カラーイラスト、グッズ販売コーナーに続く。
記念すべき最初の漫画は、サイトにも飾ってある「ハザマ」。
カラーイラスト(直筆)は、破られた新聞紙の上に張られている。
すべて、人物画。
「似顔絵なんですか?」
「モデルがいるんですか?」
という質問が非常に多かったが、基本的にいません。空想。
カラーイラスト(色鉛筆)。
これは今回一番描きたかった絵。
カップル・フォト(ジョンとヨーコとか、ヴィクトリアとベッカムとか、うちだゆうやときききりんみたいな)が好きだ。
なので、カップル・イラストを描いた。
エロイ絵といえばそうなのだが、男女の愛は性愛もあれば、家族愛でもあるし、肌のふれあいが一概にエロイとも言えない。かといってエロじゃないとも言えない。「ちゃんとしたカップル」の写真というのは、なんかホッとするものがある。芸能人の結婚記者会見とか、好きだ。最近で言うと好きなカップルはユッキーナとフジモンだ。
とにかく。
カップルというのは家族の基本形・最小単位でもあるし、男女の性愛というのはいいものだ。
そんな感じのことを描きたかった。
気が向いたらサイトにもアップしたいです。
正面のところは、白い四角がつづく。つまり漫画スペースだ。
漫画がメインです、ということを示したかった。
お客さんがいる光景。
ここをじっくり観てくれてるかどうかで、お客さんの反応がわかる(笑)
字が多いからだ。
イラスト目当ての人は、素通りだ。
漫画は、完全書き下ろし二作のほか、「真偽」やサイトから引っ張ってきたものや、描いたけど発表してなかったものだ。
漫画が終わって、記帳所。
「似顔絵やってます」とか宣伝も置いてある。
ギャラリー入り口にある掲示板。
NOBさんが作ってくれたもの。かわいい。
ギャラリー前の柱に飾ってあったもの。
NOBさんとNOBさんの弟さんが作ってくださった。
目を惹く。
これを観て、入ってきてくれたお客さんが大勢いた。感謝。
///
個展の写真はそんなところだ。
設営が終わったのは10時半過ぎくらいだっただろうか。
終バスが終わってしまい、違う停留所行きのバスに乗り、そこから中村家まで二人であーだこーだとしゃべりながら帰った。
疲れて、その夜のことはよく覚えていない。
準備は、一言で言えば大変だった。
労働的には(腰の痛みさえなければ)そこまででもないのだが、
展示は、こう、精神的なパワーを使った。
美術的なパワーを使った。
センスを使った。それが疲れた。
あと、個展なので、とにかく自分が頑張らなくてはいけない。
自分のためにみんなも協力してくれてるのが、
とても嬉しくもあるし、うおー、頑張らねば、ってなる。
今となればいい思い出だ。とても。
*明日25日、
愛知県名古屋市の「名古屋国際会議場」で開かれる
コミティアin名古屋に、
友人のnasaibaiこと中村萌子が出て、
そこで私との合同誌「ZATTA!」(仮)という新刊が出ます。
ここに載せた画像は、本の作者紹介ページだ!
私と萌子が半々くらい漫画を描いてるよ。
内容はわりと日記みたいなエッセイみたいな日常系で
誰でも読んであははーできると思うます。
中部地方に御住まいの方はチェックだ!
ちゅうぶちほうにおすまいでなくても、しんかんせんに乗って行くとかもあり!!
在庫があまったら、というか、いつの日か、
私がコミティアに出るときとかに、
TOKYOでも販売しようと思います。
もしかしたら頼むかもしれないけど、
ノラ・たむ・あーんはエロ同人スペースなので
お恥ずかなので、頼まないかもしれないし、
当の本人にまったくそんな話をしてないので
こんなところで言うべきではない。
中村のブログに、彼女の最近の活動が載っていた。
私も書いてみよう。
忘れてるのもあると思うが…。
<2011年の活動>
5月
・コミティア97に出る。オリジナル漫画本「真偽」を出す。
(腰痛の発症。人生設計が狂うほどの大事件)
・ライブバー・ピアマータで初の個展「第一回リュウセイ・コミックアート展」開催。
・ライブバー・ピアマータでwith中村萌子にてアコースティック・ライブ開催。
8月
・第五回ピョンロンラジオ公開。
ラジオドラマに挑戦。
・コミティア98に委託販売で出る。オリジナル漫画本「荒涼行路」を出す。
9月
・ギャラリーNOBにて二回目の個展「第二回リュウセイ・コミックアート展」開催。
・ライブバー・ピアマータにてwith中村萌子でアコースティック・ライブを開催。
///
よてい
10月
コミティア 友人に委託を頼むかも
ハロウィーン ゲーム出したい
11月
デザフェス 遊びに行く
(高槻アート博? 新幹線の費用がないので無理ゲーだが行きたい気持ちはある)
12月
クリスマス ゲーム出したい(そればっかり
冬コミ 遊びに行く(行けるか微妙
1月
なんかやる
2月
コミティア 出たいが誕生日前後はテンションが上がらないので出るかわからない漫画出したい
細かく「やらなきゃいけないこと」がやってきて
大阪行きの疲れがまったくとれてない。
すぐ体がつる。
寝ても寝たりないそんなDAYS
お礼も言い終わってないこれはひどいまずい
そんななかですが
週末の日曜日、25日、
名古屋で開かれるコミティア
に、中村栽培所が出るそうで
私も中村モエモエとの合同誌出版という形で参加します。
漫画はオール書き下ろし!
本は付録つき!!
豪華!!!
名古屋国際会議場でモエモエと握手!!だ!!
というわけで締切日まで漫画を描きに描きます。
もうちょっとがんばれーーwatasi&moemoe
拍手お返事をしようかと思ったのですが、せっかくなので
今度あげる個展写真などの記事のときにさせていただこうと思います★
大阪行きの疲れがまったくとれてない。
すぐ体がつる。
寝ても寝たりないそんなDAYS
お礼も言い終わってないこれはひどいまずい
そんななかですが
週末の日曜日、25日、
名古屋で開かれるコミティア
に、中村栽培所が出るそうで
私も中村モエモエとの合同誌出版という形で参加します。
漫画はオール書き下ろし!
本は付録つき!!
豪華!!!
名古屋国際会議場でモエモエと握手!!だ!!
というわけで締切日まで漫画を描きに描きます。
もうちょっとがんばれーーwatasi&moemoe
拍手お返事をしようかと思ったのですが、せっかくなので
今度あげる個展写真などの記事のときにさせていただこうと思います★
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