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本当に一番困るのが、「道路に落ちてしまった毛虫」である。
幾重にも理由があって、私を困らせる。

第一に、彼らは素手で持つわけにはいかない。
捕獲の際は、適当な枯れ葉や棒切れが必要である。
それを探している間に車が通って、
毛虫が轢かれてしまったことは一度や二度ではない。
非常に夢見が悪い。

次に、「彼らをどこへ還すのか」という問題がある。
意外と知らない人が多いのだが、
彼らはどんな植物でも食べるわけではなく、
ある特定の植物しか食べ物にはできない。
そのため、間違った木に返せば、
私が餓死させるも同然なのである。
いくら虫好きの私とはいえ、
数種類の毛虫をのぞいては
どの毛虫がどの木につくのかをあまり知らない。
(数種類知ってることをほめてほしい
類推し、近場のそれらしい木に戻すしかないのだが、
まったく周囲に木が見当たらず、
どこかから運ばれてきてしまったと
おぼしきときはどうしようもない。

第三に、彼らは一般的に害虫であるということだ。
たとえ、返す木が見つかったとしても、
それがどこかの邸宅の植木であれば、返すわけにはいかない。
多くの人にとってそれは器物破損行為にあたる、迷惑行為だろうから。

……というような理由から、
可能な限り、「地面に落ちた毛虫」を見つけたくないのだが、
今日のように風の強い日には、
よく見つけてしまうし、
そのたびにどうすべきか悩んでしまう。

もうかなり弱ってしまった状態なら、非情だがあきらめもつく。
だが、まだ元気いっぱいで木を探している毛虫を見ると、
どうしても放ってはおけず、木の枝を探し始めることになる。

私は毛虫もイモムシもかなり積極的に好きなほうなので、余計困る。
葉っぱを食べる様子は非常に愛らしいし、
たくみに多足を動かしているのを見るのも好きなのだ。

毎度、「どうしたらよかったのか」を考えることになるが、
先程、「どうしてもの場合は自分で飼うしかない」という結論には至った。
毛虫の飼育はそう難しくないので、最終的にはそうなろう。

そのためにはまず、
あらゆる毛虫がどの植物を好むのかを知らねばならず、
図鑑を借りてこようか・・・と思っているが、
これが他人のブログネタならいざ知らず、
自分自身のことなので、
そういう自分に自分を持て余している。

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